1.総則:
建物構造(RC造・SRC造・S造等)、規模(建築面積・延床面積・戸数)、工期などの基本情報を記載します。
2.施工範囲:
修繕工事の具体的な箇所を詳細に記載します。
例えば、足場の種類・躯体補修工事の範囲・防水工事の範囲・塗装工事の範囲・シーリング打替の範囲等になります。
3.使用材料・使用機材:
使用する材料(JIS規格)、機材(多孔質ローラー・ウールローラー・エアスプレー等)を記載します。
4.施工方法:
各工種(仮設工事・躯体補修・塗装・防水・シーリング等)の工法や手順を記載します。
施工方法を予め選定しておかないと、予定していた工事が適正に実施されない(手抜き工事になる)可能性があります。大事な大規模修繕ですので、品質確保の為、詳細に記載いたします。
5.保証:
大規模修繕工事には、工事完了後から品質保証が付与されます。
工事を実施する範囲について、※1どの箇所にどれだけの保証が付与されるかを全て記載いたします。不具合が発生した時には、保証期間内であれば無償で対応させていただきます。
保証については、工種ごとに付与される年数が異なります。
例えば、屋上防水(アスファルト防水)なら10年ですが、塗装工事(水性シリコン塗装)なら5年といったようになります。
又、工種が同じでも、補修グレードによっても付与される年数が異なります。
例えば、屋上防水(アスファルト防水)なら10年ですが、屋上防水(ウレタン防水)なら5年といったように、補修グレードによっても異なります。
6.アフターサービス:
工事完了後から保証期間満了までの間、施工業者にてアフターサービスを実施されることが一般的です。
工事が完了してからも、不具合が発生していないかを定期的に確認することが重要です。
アフターサービス実施(実施年・方法)について記載いたします。